bunq2005-02-03


長崎の知人(最近になってわかってきたことなのだが、どうやら親戚ではないようだ)から送られてきた大量の真珠貝を下処理してちょっとずつ冷凍したり佃煮にしてみたり。といった作業に没頭していた時に気になったのだが、そもそも真珠貝というのは食べても平気なものなのだろうか?  とゆーことでザッと調べてみたところ、この真珠の雑学というページにこんなことが記されていた。

(1)食用になる真珠貝


 貝柱・・・・真珠養殖に従事する人や近辺の住人の冬の味覚。 真珠漬。
 身全部を食するのは、 大村湾を中心とした地域の住民だけ。

…確かに送り主は大村湾そばの住民だものなぁ、と納得。そして続く以下の記述にウキウキ。

・エピソード1 [シーボルトも真珠を食べた!]


 驚くことに、シーボルトも大村で真珠を食べている。その時の模様を「江戸参府紀行」に次のように記している。
 「藩侯の真珠採取場の一監視人はデザートに新鮮な貝の皿を出してわれわれをびっくりさせた。われわれはそれを生で食べたり焼いて食べたりしたが、 おいしいことがわかった。ビュルガー君は、 食べた時キビ粒大の真珠をかんで痛い目にあったが、真珠を得たのは仕合わせだった。」

シーボルト先生だ!オランダとつながった!なんだかいきなりこの小憎らしい貝(だって量が多すぎて全部のぬめりをとるだけで1時間以上もかかったんだぜ。みたいな)が、愛おしく思えてきた。よ。ありがとう、ありがとう。電話で聞いたはずなのに名をすっかり忘れてしまったという謎の白身魚についても、今度ちゃんと調べてみようと思います。よ。